HACHIる

独りHACHIりに行きました…

お上は、お涙頂戴ものは好みでないらしく、
HACHIの話しをしても殆ど食いついてこなかったので、
独りHACHI鑑賞へ…
有名なハチ公のリメイク版。
切ないエンディングが見えている映画。

涙腺ゆるゆる状態の今見に行くのは躊躇しましたが、
観たい時が観る時ということで。

つっこみどころは満載だけど
つっこむことができない温かい映画

そんな感じでした。
「５時に戻るから」の約束を胸に待ち続けるＨＡＣＨＩ。
子犬の頃からＨＡＣＨＩを知る周囲の人の温かいまなざし。
独りだけど独りじゃないＨＡＣＨＩ。
ＨＡＣＨＩが一度お迎えに行けなかった時の
教授の慌てた様子。
それを知っていたから、ＨＡＣＨＩは待ち続けたのかな。。
全て理解をしていてもなお、待ち続けたかった。

大好きな教授との楽しい時間を思い出しながら
教授に包まれて瞳を閉じれたＨＡＣＨＩは幸せだったのかもしれない…

とかとか、色々感じました。
「３日もたてば元通り」というフレーズがあるくらい
人間は忘れる事ができる生き物。
動物は、たっくさんもらった愛情とか、一人の寂しさとか
みんなでいることの楽しさをずーっと忘れないのかもしれない。

ＨＡＣＨＩの健気な演技…（いや、あれはワンコの日常のままの姿に近いとおもうが）
リチャードギアの控えめだけど愛情ある演技（対ＨＡＣＨＩの時はたぶん演技じゃなさそうだが）
教授の死後はコンパクトにまとめていましたが、
ＨＡＣＨＩと教授の関係を長めに見せることで、
待ち続けるＨＡＣＨＩの健気さが身にしみました。

泣くぞーとか、
泣かないぞーとか、
あら探ししてやる！

なんて思いながら映画館に足を運んでほしくない、
自分も映画の出演者で、教授とＨＡＣＨＩを温かく見守る
街の住人の一人…
そんな気持ちで見れる人にみてもらいたいかな…

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骨肉は博士と一緒とのことなのですが、どこも傷つけずに博士と一緒にしてあげるべきだったのに…>>